鳥源札幌店

いつか紹介したいなー、本当にオススメの焼鳥屋さんなんだよね！って思いながら自分自身コロナ禍でしばらく行って無かったので紹介出来なかったのですが、2年ぶりに行きました。鳥源札幌店！

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鳥源だけの焼鳥

「日本７大ご当地やきとり」って知ってますか？実はこの中に北海道の・室蘭焼き鳥と・美唄焼き鳥の２つが選ばれているんです。

どちらも美味しいですねー、僕は焼き鳥大好きです！で鳥源はどっち？って聞かれたら美唄焼き鳥に似てるけど、違うみたいだよ。一応確認で店主にも鳥源って美唄焼き鳥なの？って聞いたんです。

そしたら、店主も「美唄焼き鳥じゃ無いよー、似てるし、よくそう言われるけど違うんだよねー！」って。

でも、まぁ似てますけど、確かに美唄焼き鳥のお店によく行く人が、美唄焼き鳥だと思って食べに来たら、おや、ちょっと違うな？って思うんじゃないかな。

とにかく1番伝えたい事書きますね！

マジで美味しいから！ビールのツマミに最高です！どう美味しいかを説明出来ないやつだ。食べたらわかるんだよ〜。

僕なりに伝えますと、味は塩のみです。焼き鳥はモツタイプで、一本の串に鳥のいろいろな部分が刺さってるやつね！

あ、鳥源は全部コレだからね。精肉とかメニューに無いから注意してね。メニューに焼き鳥は「鳥串」しか無いのです！

メニュー自体は他にもありますよ、焼き鳥は「鳥串」だけです。

ぶっちゃけ他の一品料理もめちゃめちゃ美味しいですよ、味付けがホントに上手い！って僕は料理評論家でもなんでもないですけど、ノンベの率直な感想ですよ。

でもでも、お薦めしたいのは「鳥串」と「かけそば」コレに尽きます！コレだけは絶対食べて〜お願いだから食べてみて〜

「かけそば」はねぇ〜秘密が有るんですよ。

なんと！鶏ガラスープです！そして蕎麦の麺は安い麺です笑

いやこれ、マジだから〜！店主も言ってたもの、「蕎麦の麺なんてその辺の安いやつだよー」って、そしてこうも言ってました「でもね、それが美味いんだよっ」って！

この意味、食べたらわかる！絶対わかる。マジでうめー！かけそばに鳥串1本入れて食べたら、美味〜い！

締めに食べたくなる「かけそば」だけど、鶏ガラスープの都合で、けっこう早く売り切れるのでご注意くださいね。

鳥源さん札幌駅の北口からすぐなので、なんとなーくフラッと寄って行きたくなるのですが、予約しないと入れないことが多いのです。

TVとか雑誌にも何度か出てますし、大きなお店では無いので、月曜日から土曜日まで、ほぼ満席ですね。

しかも、開店17:00 ラストオーダー21:30 閉店22:00です。

さらには、ヘタしたら19:00台に「鳥串」売切れます！もっと言ったら、遅くても20:30には「鳥串」売切れます。

なので、予約してから行った方が良いし、なるべく早い時間に行った方が良いですよ。

僕、いつも酔っ払って楽しくなっちゃって、鳥串なんてとっくに売切れて、お客さんも、ほとんど帰っちゃってから、よく店主とおしゃべりしてます。

僕「鳥源って札幌にしか無いのに、なんで鳥源札幌店なのぉ〜？」

店主「元々は士別の焼き鳥屋で、親父が札幌に出店したからだよ」

てな感じで、いろいろ聞いたんです。

店主のジイちゃんが、50年以上前に士別で焼き鳥屋さんを始めたのが、最初なんだって。

で、30数年前に店主のお父さんが札幌で鳥源札幌店を始めて、今の店主が28年前から一緒にやって、今はお父さんは引退して、店主が店主ってことですね。

昔からずーっと変わらないやり方で、毎朝新鮮な鳥を仕入れして、朝から捌いて、家族みんなでくし打ちして、準備しているそうです。

だから毎日の仕込み出来る量も決まっているので、大量に鳥串作ることは出来ないのです。

店主は「それで良いのさ、だから美味しいんだよ」って笑っておりました。なんかカッコいいぞ！何十年も変わらない味を受け継いだ店主カッケー！

昔、戦後の農家さんに配給でつがいの鶏が与えられた時期があったらしく、大切に育てて卵を取っていた鶏が歳をとって卵を産めなくなった時に食糧としてその鶏を食べたそうです。

その時に鶏に感謝して、全て残さず食べましょう。という気持ちで、鶏の内臓も全て焼鳥として焼いて食べた事が北海道の焼き鳥のモツ串の始まりだそうです。

最後に残った、鶏の骨さえも大切に使う為に鶏ガラスープを作って「かけそば」に使ったそうです。

この美味しい焼き鳥のルーツは鶏に感謝する気持ちから生まれたのです。

おぉ〜なんか感動！

では、またねー！